Novaのブログ〜we will find the brighter day~

普段言わないことなどを書き込んだり、出来事などを書き込んだり

summersonic 2019!!!

非モテぼっちから一児のパパへクラスチェンジした私にはそろそろ1日でもキツくなってきた・・・
 
summersonic 2019へ行ってまいりました。3日間のうち、どれか1つだけいくならやっぱりレッチリだろうな、ということで土曜日のみです。
 
ほんとは昼ごろいけばいいかなと思っていましたら、スカパラ桜井和寿が出るというので早起きしましたよ。
車で行ったんですが途中習志野インター出口は交通事故もあるわだし幕張メッセの駐車場待ちでもう大変な渋滞っぷりでございました。
 
 
ささっとスカパラを観てミスチル観てメッセの中に行こうかなと計画していたんですが、もうピーカンカンのお天気だもんで熱くって暑くってもう動くのもつらい・・・
 
当初はメッセ→マリンの予定だったけどマリン→メッセと踏ん張って行ったらもしかしたらレッチリへは帰ってこれなくなるかもしれない・・・
 
毎度千葉の灼熱を考慮にいれない計画性です。
 
実はCHAIとsuperoriganizmを観たかったのでもういいかーこのままbeach stage行っちゃおうということで計画変更です。
 
途中ハライチの澤部を発見、”あ~澤部だ~”と横目で見ながら移動。
きっといると思っていたよ、澤部。
 
金曜は設営ができずbeach stageが丸々キャンセルになっていましたが、今日は大丈夫。以前とステージの場所が代わり左側になっていました。少し広くなったかも。
 
summersonicではこのbeach stageが一番好きだ。 音もいいし。
混まないし、ごはんも混まないし。砂だからみんな激しく動かないし。
 
Tri4thをみて、お目当てのCHAIが登場。
日曜の関ジャニの番組でヒャダインが紹介していたので興味があったのですが、
すごいバンドでした。
 
音合わせのリハで(あれなんて言うんだろう)本人たちが出演、サウンドチェックを始めまして、まぁ大物でなければ本人が出てくるのはよくあることなのですが、
 
そこでやった曲がDaft punkのget luckyだったので、知ってる人たちなんかは”え、まじ?”って感じでオーディエンスの雰囲気が少しかわったんですよね。
 
曲自体が難度が高いっていうのもあるんですが、ガールズバンドというのはやっぱりある種のマスコットや色物として第一印象に見られてしまうことがあるので、ここでこの曲を入れてきたのはリハとはいえやるからには私たちちゃんとやりますよー、色物のつもりはございませんのであしからず!という真剣さを感じ取れておお、こいつら一味違うんじゃないか?って期待が膨らみました。
 
そして本人たちご登場で曲も僕はとても気に入りました。とくに2曲目、横ゆれな曲から2番目のサビにいくあたりにどわ~っとラップのようなそうでもない早回しがはいっている。よく聞く男子と女子のあわい感情のような内容を歌っているようでもあるし、そこからちくしょ~どうせ私なんて”みたいな負の感情をばしっとあらわしていたりすると思いとてもいい。
 
なんというかパフォーマンスにすごくテーマを感じるんです。
5曲目あたりで”complex is art!"って叫ぶんですけどつまり彼女たちはみてくれが人より劣っているとしてもそれってネオかわいい!ってことなのよ!だから大丈夫!アートしようぜ!と我々にみせつけているんですね。
だから途中で4人ともフードを被ってダンスしてみせることも、表面が隠れてマスコットキャラみたいなことをするのも表現の一部になっているんですね。
 
そういえばこういうフェスってアーティストの見方を”音楽の技術品評会”みたいな見方をしてしまいがちだったな、アーティストは音楽で何かを表現しているんだったな、こっちに何かを発信している人達だったなと再認識させてくれたバンドでした。
 
とくにCHAIのテーマがとてもいい。今後期待。
 
 
 
その後のsuperorganizmもかなり新しい種類のスタイルだと感じました。
後ろにスクリーンだして音楽とフュージョンして演奏するって昔からあるっちゃあったんですけど、ここまで歌詞に密着するような映像をタイミングよくだすパフォーマンスは珍しいなと思いました。 後で観たRADWIMPSレッチリも映像はあるんですけど、歌詞そのものを見せたり、曲の雰囲気をベースに幾何学的な模様やエフェクトを見せるのみにとどめている。多分ですが、生演奏をやるからには本人たちがやるパフォーマンスを観てほしい、というのが本人たちの思惑できっとあるんでしょう。
 
superorganizm はその辺をある程度方向転換して後ろの動画に比率を上げているようでした。これはyoutubeが当たり前になった世代だからこそ。ボーカルの子もそんなに目立ちすぎずだし、横の3人のほうが目立っていたくらい。
これは動画+演奏=パフォーマンスである、とする新しい世代感の演じ方だなと腕を組みました。
 
 
 
その後はRADを観て、お目当てのRHCP。
結構人がはけていき、前衛は玄人っぽいおにーさんばっかりで急に汗というか湿気の生乾きというかほんとくせーわおしくらまんじゅうわでコンプラがきつい状態になりつつ、まぁいつものことですが。
 
 
超ド定番のジャムセッションからのcan`t stopですがわれらがフリーがcan`t stopを始めるときに、いそいそと寝っ転がりにいったのはちょっと笑ってしまった・・・きっと台本なのだろう
 
 
そこから~のーいいかんじの曲がくるかとおもったらscar tissue,ときましたが、過去のセトリやエジプトのセトリを見る限りでは”あ~こいつら歳とったんだな~ あんまり激しい曲はやりたがらなくなってるな”とよる年波にゃあやっぱり勝てないよな、なんて思ってたけども、今回はわりと攻め気味な印象だった。しかし大阪からの長旅はつかれてしまうのか、アンソニーがいまいち精細を欠いて歌詞も飛ばし気味で、中盤あたりすこしイラついてしまったのか、ショジュと長話してたりもあったので”仲が悪いのかな”と心配になってしまった。
だが、その他の3人はきっちり仕上げて完璧な演奏を見せつけ、魅せ続ける!!!
われらがフリーはMCや踊りで舞台をまわす役もやりつつさすがのベテランぶり健在だ。やっぱすげー
 
そしてそんな心配をぶっとばす最高の曲が後半にぶちかまされた。
 
Around the worldである。
 
もうどれだけこの曲を待っていたことか・・・2006年fujiからやってくんないかなーと思いつつ演奏されなかったがついに聞けて私の魂を昇天させ、やっぱこいつらは最高だ!!!と再認識したサマソニでした。